整形外科
整形外科とは?
骨、関節、筋肉、神経などの運動器の疾患を診ます
整形外科では、骨、関節、筋肉、神経などの運動器の疾患に対して治療を行います。主な怪我・病気に捻挫、打撲、骨折、スポーツ時の怪我、肩こり、腰痛、手足のしびれなどで、骨粗しょう症も整形外科の対象疾患となります。
また、年齢を重ねるとともに思うように動かなくなってきたお体の機能を改善させることも、整形外科の大切な役目です。当院には2階に広々としたリハビリスペースがあり、複数名の理学療法士が在籍しており、その方に最適なリハビリを行うことで機能回復・日常生活動作(ADL)の回復をサポートします。
※奇数週(第1・3・5週)の火曜日の午後の診察は、東住吉森本病院の整形外科医による専門外来となります
こんな症状はありませんか?
打撲した部分が痛む
捻挫がなかなか治らない
骨折した
肩こりがひどい
腰痛が良くならない
突き指した
寝違えを繰り返す
手足がしびれる
スポーツ時の衝突・転倒などで怪我を負った
年齢とともに、体が思うように動かせなくなってきた
など
整形外科で診る主な怪我・疾患
頚部(首)
肩関節変形性頚椎症、頚椎捻挫(むちうち)、頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症、頚肩腕症候群、肩関節周囲炎(五十肩)など。
腰部・股関節
腰部脊柱管狭窄症、腰部椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、変形性股関節症、筋・筋膜性腰痛症など。
膝関節・肘関節・手足
変形性膝関節症、靱帯損傷、上腕骨内、外上顆炎、肘内障、腱鞘炎、ばね指など。
当院の整形外科治療
関節注射やブロック注射で痛みを緩和
当院の整形外科では、消炎鎮痛剤の内服や肩関節・膝関節へのヒアルロン注射のほか、硬膜外ブロック注射、肩・腰部トリガーポイント注射などを行っていて、腰痛や関節痛の緩和に努めています。
骨粗しょう症の検査・治療
骨粗しょう症とは?
骨粗しょう症とは、様々な要因により骨の強度が低下することで、骨がもろくなって骨折が起こりやすくなる病気です。閉経前後の女性に多くみられ、体重によって背骨が潰れたり、変形したりする圧迫骨折や、腰や背中で痛みが生じたりするようになります。また、ご高齢の方が骨粗しょう症によって大腿骨を骨折してしまうと、寝たきり・要介護状態の大きな原因となるので注意が必要です。
こんな症状がある時は早めの検査を
背中が曲がっている
立ち上がる時に、背中や腰が痛む
以前よりも身長が縮んだ
手首や太腿の付け根などが骨折しやすくなった
胸焼け
便秘
消化不良
など
骨粗しょう症の検査
当院では骨密度測定器を導入していて、現在の骨の強さや骨年齢を測定することで、骨粗しょう症の診断や予防に役立てています。背中の曲がりや腰痛などの気になる症状がある方は、一度検査を受けられることをおすすめします。特に女性の方は骨粗しょう症に注意が必要です。
骨粗しょう症の治療
検査により骨粗しょう症と診断された場合には、主に薬物療法で症状の改善をはかります。そのほか、積極的なカルシウムの摂取を推奨する食事療法や、リハビリなどで骨に荷重をかけて強化する運動療法なども併用することもあります。