コラム

胃カメラ検査が大切な理由

2024.07.02

大阪市東住吉区にある医療法人金子外科では、地域の皆様のホームドクターとして、患者様お一人ひとりに丁寧で継続的なサポートをご提供しております。このブログでは、患者様の健康維持に役立つ情報をお届けしてまいります。今回のブログでは、胃カメラ検査の重要性に焦点を当て、くわしく解説します。

 

 

胃カメラ検査で胃がんの早期発見は命を救うカギ

胃カメラ検査を実施していれば助かる命がたくさんあります

胃がんは、早期に発見しにくい特徴を持つため、診断が遅れがちです。日本では胃がんによる死亡者数が多く、早期発見と早期治療の重要性が注目されています。これには、定期的な胃カメラ検査が欠かせません。

以下に当てはまる方は、一度胃カメラ検査を受けましょう

・家族歴によるリスクがある方

・ピロリ菌に感染していることが確認された方

・胃の不快感や痛み、吐き気などの症状がある方

40歳以上の方、特に胃がんのリスクが高まる年齢に達した男性

 

胃内視鏡検査(胃カメラ検査)は、胃がんをはじめとする胃の病気を早期に発見するための最も有効な方法です。この検査は、胃潰瘍や胃ポリープなど、他の多くの病変も発見できるため、非常に重要です。特に、家族歴がある方やヘリコバクター・ピロリ菌に感染している方は、無症状であっても定期的に検査を受けることが必要です。これにより、胃がんの予防及び早期発見が可能になり、治療の成功率を大幅に向上させることができます。 

 胃カメラ検査の流れ

胃カメラ検査は、患者様の口または鼻から細長いカメラを挿入し、直接胃や十二指腸の内部を観察します。この内視鏡にはカメラが装着されており、医師は胃の内壁の状態をリアルタイムで確認することができます。病変が見つかった場合、同時に組織のサンプルを採取し、さらに精密な検査をおこなうことができます。このような詳細な観察が、早期の病気の診断につながり、より効果的な治療計画の立案に役立ちます。

 胃がんの早期発見によるメリットと生存率

胃がんが早期に発見されると、その治療は比較的簡単であり、患者様の生存率は格段に高くなります。特に、早期胃がんの場合、治療が成功すれば5年生存率はほぼ100%に近づきます。早期発見により治療期間も短縮され、治療後の生活の質も大きく向上します。このため、定期的な胃カメラ検査は、長期的な健康維持のためには大切な検査となるのです。

病気の早期発見・治療には、定期的に胃カメラ検査を受けましょう

胃カメラ検査は多くの胃疾患を早期に発見し、効果的に治療するための重要な手段です。健康の維持と病気の早期発見のために、特に気になる症状がある場合や40歳以上の方は、定期的な検査を受けましょう。医療法人金子外科では、経験に基づいて患者様のご負担を最小限に抑える胃カメラ検査をご提供しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

 

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